プレカット
プレカット加工とは、従来は手工具で加工していたものを機械で行なう技術です。
最近のプレカット機械は、CAD/CAM 全自動機であり、木造住宅の平面図や立面図等を基に加工データをCAD 入力し、その情報をCAM に転送して自動的に切削することで加工精度の高い柱や梁、羽板材、パネル等を生産することが可能になっています。
-
プレカット工場
加工ラインでは工程ごとに計測を実現、ひずみ、ひび割れなども細かくチェック
-
工場自動化ライン
複雑な作業はコンピュータ管理の工場で、良質な集成材を工場で精密にプレカット
-
柱や梁などの構造材
コンピュータ制御によるプレカット加工で職人の技術差による加工精度のバラツキがありません
-
CAD/CAMシステム
平面図や立面図等を基に加工データをCAD入力し、その情報をCAMに転送して自動的に加工するシステムです
-
大断面集成材加工
特殊な大きさの柱梁も加工することが可能
-
上棟2週間前
・図面承認後コンピュータ入力
・躯体加工(全自動ライン)
・パネル製作 -
上棟前日
・材料搬入
・土台施工柱脚金物
土台・大引
床下断熱材
1F床合板・1F管柱 -
上棟日
・建方開始
・材料搬入通し柱・胴差し・梁・2F床
1Fパネル・2F管柱・桁、梁
小屋・2F壁パネル
タルキ・野地
■NK工法(パネル使用)
一般的な在来工法では各接合部に補強金物を取り付ける手間がかかります。
しかしNK 工法は工場で接合部の金物を取り付けて納品し、現場ではピンを打ち込む作業だけとなり施工時間を短縮できます。
さらに通常現場で大工さんが施工する外壁部分をパネル化することにより工期を短縮することができます。
尚且つ、中間検査も早く受けることができ、雨仕舞にも有効です。